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司会しながらPAして映像記録を残しつつ投影素材のスイッチングがしたい

タイトルが全てです。

最近「場所と会場設備貸すからあとはよろしく!」みたいな案件がちょくちょくありまして。人手を借りられたところで、イベント運営経験(特に機材)ある人ってそこら辺にはあまりいない。
ならば「周りの人が慣れるまでひとまず全部でこなしてしまおう」という記事です。カバー画像はいらすとやで「マルチタスク」と検索したら出てきました。

トークイベントにはどんな機構が必要?

大雑把に書くと

・音を出すこと/調節すること(PA)
・照明
・スクリーンに投影する素材切り替え(映像スイッチング)
・後から加工できる記録用映像 ※状況によります

こんなところですか。これを全部一人でやろうと思うと無理なので、イベント中に調節しなくても影響度が低い(進行を妨げない)要素を削っていきます。噂に聞くと初期のカルカルは全部やってたとか。

以下はあくまでタイトルのシチュエーションに基づいた個人的な見解なのであしからず。

イベントの要になるPA

PAってイベントに影響を与えない要素が無いですよね。
映像が使えなくなっても音が聞こえていればトークとしてイベントは成立しますし、音量を調節できない状況でハウリングが起こったらイベント進行の妨げになります。よってPAに関することはマストということで。初っ端から削れなかった、先行きが不安だ。

照明は割と…?

スクリーンに注目して欲しい時は暗く、それ以外の時は明るくなどお客さんの意識を変える際に活躍する照明。イベント開始時に客電落とすと「これから始まるんだ!」と静かになったり。
でも、イベント中に照明いじれなくてもイベント自体は進行できるかなと。
事前にスクリーンが見える&演者の顔も見える明るさを設定しておけば問題ないですからね。よって照明は最悪いじれなくても仕方がないということで。
もちろん演出として操作できるに越したことないです。
あくまでタイトルみたいなシチュエーションでの話。

画像2

ずっと、この明るさでもどうにかなります

映像スイッチングも大事

司会含め登壇者が複数いる際に、スクリーンに投影するPC画面の切り替えをすることが良くあります。
その他にもトークが盛り上がった際や補足資料が欲しい時に調べ物をしてその場で投影したり(所謂「検索ちゃん」)。
これ、2つ以上投影するものの選択肢が無いと事故った時に辛いです。
PC画面を映しっぱなしにしていた際に、よからぬ個人情報や広告が出たり。
あと何かを検索する最中の画面が写ってるの、ちょっともどかしいですよね。
ということで映像スイッチングもマストとさせてください。

記録用の映像は?

結論から書きますが、定点で十分だと思うので壇上からいじれなくてもOKです。
せっかくなのでイベント屋さんっぽいコツを書いておきます。

イベントの様子を録画しておいて、後から加工し配信したり販売したりということが個人レベルでも今後増えてくると思います。その際どんな映像が残っていれば形になるか。僕は2つor3つの画角で十分だと思っています。

①会場の雰囲気がわかる、全体の引きの画角
②投影資料の映像
③出演者アップの画角

まず画像例示から。

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ちなみにキャプチャは「デイリーポータルZのサイトリニューアル」からです。今観ても超面白いのでぜひ観てください。林さんをお借りします。

①(全体の引きの画角)は言わずもがなだと思います。これがないとPCの画面をそのまま配信しているのと変わらない。②(投影資料の映像)に関しては、あらかじめ投影資料が決まっていればリアルタイムでの収録は必要ないかもしれません。しかし、僕が携わっている「シンセの大学」のようなソフトの操作方法およびHow toが含まれる画面操作の場合、収録がマストです。

よく「キャプチャボードが無くて収録できない」という声を聞きますが買いましょう。どうしても買えない場合は登壇者の方にお願いして、画面録画を走らせた状態でイベントを行ってもらうというテクニックもアリです。
小さい会場でのイベントの場合①と②だけでも良いですが、③があると映像としての完成度が一気に高まるのでオススメです。
話し中の登壇者にズームできれば完璧ですが、難しい場合は登壇者だけを切り取る画角で良いと思います。
「登壇者が動き回るイベントなんだよ…」という場合は自動追尾システムでも導入してください。導入するお金で人を雇った方が安そう。

ちなみにRITTOR BASEさんは自動追尾カメラでシステム組んでました。この会場は壇上司会ではなく、ブース内での完璧な一人オペ仕立てでした。すごかった。

全部叶えてくれる魔法の機械VR-4HD

というわけで壇上で司会しながら
・PA
・映像スイッチング

が出来ればどうにかなりそうです。PAも映像も、よほど大規模なイベントでなければ何十chも必要ないでしょう。
それを叶えてくれるのがROLAND ( ローランド ) / VR-4HDです。
これを買えばみんなハッピー。

でも28万か…高い、つらい。
いや、機能は申し分ないしやりたいことも全部叶えてくれるんだけどなんというか、美味しい麺物食べたい時にラーメンじゃなくてウニとトリュフのクリームパスタ出てくるみたいな。
もうちょい現実的な感じで実現したい。

高いのは映像スイッチャー部分

勘の良い方はお気付きだと思うんですが、普通のPAミキサーってそんなに高く無いですよね。8chでも1万円台で買える。
PAミキサーと映像スイッチャーをバラバラで買うと…?ということを考えました。

まず、PAミキサーですが小型で安いものを買いましょう。例えばみんな大好きBEHRINGER。このレベルでトークイベントは十分です。

ちなみに、大抵の会場でメインスピーカーから音を出すシステム自体は構築されていると思うのでパワード(パワー・アンプ内蔵)の必要はないと思っています。あくまで手元で音量調節がしたいだけ。

よっしゃ映像スイッチャーだ!と思い目をつけたのがコレ

安いとはいえ12万…つらい。で、またしてもここで勘の良い方は気付くと思うんですよ。
昔プレステと64切り替えてたアレみたいなやつでいいじゃん」と。

確かにコレのHDMI ver.もあるんですけど、あんまりオススメしません。
というのも、こういったセレクタは接続中の他チャンネルをオフってしまうが故にPCの音声OUT設定が頻繁に変わることがあります。つまりトーク中に3.5mmミニピンから音を逃してたつもりがHDMIから音が出る設定になってしまったり、逆もあったり。
前提を思い出してくださいね、自分は司会しながらですよ?結構地獄じゃ無いですか?機材のリカバリーしながら司会を進めるのは、ほぼ不可能だと思ってください。
他のゲストさんの話術に頼るしか無くなります。

困ってたらこんな製品が出ることが判明

さっきのV-1HDとほぼ同機能と思ってください。
実売価格3万半ば!これなら買える!
さらにMIC INが2chにソフトウェアミキサーつくっぽいので、会場のPA設備+ATEM Miniだけで乗り切れることも多いのではないでしょうか。
ただHDMI音声のOUTが無いので、ミニピン出しオンリーにするか、スイッチャーを操作するPC経由で出すかですね。OBSで録画しつつアウトするとかでも良いかも。

11月発売っぽいので早く出て欲しい…。

まとめ

司会しながらPAして映像記録を残しつつ動画のスイッチングをするのはオススメしません!協力者を募りましょう!
協力者とイメージ共有出来るまでは上記の感じで頑張りましょう!

でも、結局演出とイベントの充実度って連動するんですよね。イベントの全体像はプロデューサーの頭の中にしかないので。
カルカルのADは全部やるので経験積むにはオススメです。

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ありがとうございます!
イベントアーキテクトです。HP→https://www.sweet-jef-music.com 東京カルチャーカルチャーで会計管理・イベントプロデュース・ディレクション・PA・司会など全部やりました。イベントを作る際に考えていることなどを書く予定。
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