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結婚式ムービーの話

川沿い散歩中に、後ろから走ってきた白いトレーニングウェアの人に抜かされたと思ったらパン屋さんだった。

ふと考えてみると最近「時間を忘れて何かに没頭する」機会が全然無かった。
いや、もちろん仕事は沢山あるし時間もかけて取り組んでいるのだけども「勤務時間」という尺度がある限り、頭の片隅から時間は離れない。

小学校からの友人に「友達の結婚式ムービーを作って!」とお願いされたのは8月の終わりのこと。1年振りぐらいにLINEしてきたな、いきなりどうした、というか結婚するのは君じゃないのか。
何で俺なのかと尋ねたら「パソコンとか得意だったでしょ」と。
うん、記憶が中学からアップデートされてないですね、それは。

日も暮れてまいりました。今年のJリーグは全ディビジョン混戦すぎます。

その後「本当の依頼主」に話を聞いてみたらどうも「式まであと1ヶ月で業者に頼むと値段も張るし、なによりテンプレに当てはめていくだけだからオリジナリティが無くて嫌だ」とのこと。その主張はもっともだ、ただもう少し早く動こうぜ!

仕事も忙しい時期だったし、そもそも映像製作ほぼやったことないし断ろうかなと思った。というか一生残るものだしなぁ結婚式のムービーなんて。気軽に引き受けるのも恐れ多い。
でも考えた。

1.仕方なく妥協して業者に頼む
2.なんとか自分たちで作る
3.パソコンとかが得意らしい俺に頼む

たぶん3が一番合理的だろう。監修だけ俺がやって編集を手慣れてる人にお願いする選択肢だってあるしね。

というわけで引き受けた。

まず、普通動画制作ってどのソフト使うんだろうというところから始めた。
Final Cut?Premiere Pro?EDIUS?
一通り触ってみて「多分iMovieとkeynoteで行ける」という結論に至った。

自身の学びと並行しながらも納期設定を式の2週間前とかに見積もって、そこから逆算して「〜日までに新郎の素材くださいねー、新婦さんは〜日。」と二人に伝えた、その時点で甘かった。
もう少し早く動けない彼らなのである、作業は予定日程から丸2週間遅れた。
(納期設定との矛盾)

数回お呼び出しをして
「マジで頼むからこの素材だけはくれ」
「とりあえず作るからYesかNoだけ言ってくれ」
「なんとなく何が好きそうか分かったからもう任せろ」
という土壇場のプロマネ経験をした。

編集にのめり込んだが故に「三代目 J Soul Brothers」がしばらく耳から離れなかったりしたけどまあ良いのです、結果的に式の2日前に映像は完成して本番も大成功だったそうな。めでたい。


新たな発見

冒頭の「時間を忘れて何かに没頭する」感覚を取り戻せたのが嬉しかった大学時代は夜通し何百テイクと歌ったりするの普通だったもんなー。
それに加えて「未経験のことで褒められる」という経験をした。先述の通り、映像制作の経験なぞほぼ皆無なのである。

なんか、仕事だったりとかで褒められるのって自分でそれを武器にしている以上、褒められて然るべきというかそれぐらいのクオリティを残さなきゃ武器にしちゃいけないと思う。
今回は取り組んだことのないもので褒められてすごい嬉しかったなーという話でした。
他人の結婚はめでたい。末長くお幸せに。

屋形船が往来する隅田川。尾崎紀世彦の「また逢う日まで」が聴こえてきたが17時過ぎに歌うにはちょっと早くないか。

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ありがてえ、ありがてえ
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sweet-jef-music 青山薫

イベントアーキテクトです。HP→https://www.sweet-jef-music.com 東京カルチャーカルチャーで会計管理・イベントプロデュース・ディレクション・PA・司会など全部やりました。イベントを作る際に考えていることなどを書く予定。
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